僕たちは墜落している

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シャツと生きるためのペン〜ラミーのサファリ キャップ式ボールペン

ラミーとブレザー

 

大半の大人はその人生の大半をシャツと共に生きる。

僕もその大半のもれなく一部であるので、今日も明日も明後日もシャツを着て、楽しかったり苦しかったり面倒くさかったりする労働に勤しむわけである。

 

しかし僕はその大半の中でもひどく不精であるため、シャツを着て働く仕事に就くにはある決まりごとを一つ作る必要がある。

そう。

シャツのポケットに挿すボールペンはキャップ式で且つボディは派手なカラーであり、また屈んだりしてもポケットからずり落ちないクリップがついている必要がある。

 

そうしなければペン先をしまい忘れたボールペンがシャツのポケットの下縁に青く涎を垂らしてしまいひどくみっともないことになる。

 

ボディのカラーも重要だ。黒や白のボールペンだと印象に残らなくてふと気づいた時には姿を見失いその後一生再会することができなくなる。黄色ならば大抵の職場環境では大いに浮くのではぐれることもない。

 

そしてクリップ。これは人混みの中で幼子の手を握る母親の手と同じくらい優しくそして強くポケットにホールドしなければならない。

 

そんなわけで、仕事中の僕の胸ポケットには今日も黄色のキャップ式ラミーが挿さっているのである